皇居練

6/14(水)ツルマスメンバーと皇居練を実施した。

 

 

皇居は一周5km平坦4割登り3割下り3割と起伏に富むいいコースである。

ど平坦走りたければ一生サイクリングロード走っていればいい。

都心で気軽に仕事終わりに手軽に登りを経験したいのであれば皇居は良い選択肢である。

 

皇居周回は、信号が多いが、信号感でフルに踏んで、信号で休むというインターバル練習が出来るとこである。

 

インターバルはローラー練習でも出来る。

ただそれは自信があらかじめ指定したパワーで踏むものであり、結局それは自信の殻を破れず、体力維持というレベルにしかなり得ない。

誰かと練習するのは、自信の殻を破ることができる最高のスパイスであることには間違いない。

 

夕方の練習は非常に気が重い。

仕事終わりに、どういうローラー練習をしようか考えているが、後数十分後には心拍170オーバーでよだれを垂らさなくちゃいけないと考えると、22時くらいまで残業して、練習を出来ない言い訳を作りたいと考える。

 

ただ、残業が嫌いな自分にとって帰宅後の練習は出来ない言い訳なんて見当たらない。

 

だから、皇居練をアナウンスし誰かリアクションとってくれれば、いかなくちゃいけない口実になる。

いちいち帰宅後練習メニューを考えるために頭を抱え1時間過ごす必要もない。

 

 

 

6/14 朝練は通常通り終え、お昼頃、今日の夜どういう練習をしようか考える。

天気も良く、夜も雨は降らなさそうなので、誰かに皇居練のアナウンスを実施する。

 

アンディが反応してくれる。

非常に嬉しい。

 

練習をしなくちゃいけない理由が出来た。

 

 

退勤後、どういう感じでメニューをこなす(アンディを調理)べきか考える。

 

皇居は登り区間で一気に踏めば、いっしゅんでオールアウト出来る。

オールアウトすればもうその日の練習は流して終わりになってしまう。

 

5周25kmでも徐々に上げていき、最終回でのオールアウトが一番良い。

 

レースでも最後が一番きつい。

 

練習もその相似形なのでそれに真似る。

 

よって、今日の皇居練は最後の周回にマックスを持っていくことを考えていた。

 

 

 

 

無事に時間通りアンディと皇居に待ち合わせる。

若干お待たせして申し訳ない。

 

1周目

 アンディ先行で半周まで引く。

登り区間は後ろで350w程度。

いい引きだが問題はない。

下りの段階で先頭交代。

200w程度のイージーで引きながら、ホームストレート。

400wオーバーの45km/hで踏む。

信号が赤になれーと念じながらも一向に赤にならず、気象庁前でやっと停止。

死ぬかと思った。

 

ただ皇居はホームストレートの平坦と登りぼ区間で踏まないと、それ以外は踏めないので意味がない。

 

だから死ぬほど踏む。

アンディも余裕そう。

 

2周目

 登りも同じくアンディが引いてくれる。

 370wの引き。きつい。

ただ問題は高速入り口過ぎたあたりが勝負。

登り区間にはいって約40秒ほどのところ。

ちょうど乳酸が発生し、踏むのをやめたくなるタイムングである。

一番のアタックポイント。

 

アンディは良い引きを続くてくれ、頂上を終えての若干の登り区間で先頭交代。

ここの区間は斜度2%と地味に登ってる区間

素晴らしい引きをしてくれて、ちゃんとついてくる。強い。

下りまでは自分が先頭。

ホームストレートになりアンディが先頭。

 

時速43くらいで良い引き。

 

3周目

 ホームストレート途中で先頭交代。

340w程度で気象庁前まで引く。

登り区間も自分が先頭。

まだ残り2週なのでペースアップはしない。

380w程度で登るが千切れない。

 

4週目

 登り区間はアンディが先頭。

右カーブからの頂上手前(高速入り口)にてアタック。

車幅をフルに活用しセンターラインギリギリでアタック。

アンディが後方に着いたのを確認し、一気に左側にラインを変更。

アンディが千切れたのを確認し、一気に踏む。

このまま残りの1.5周を逃げ切りたかったが、アタックした周の下りで吸収。

強い。

 

5周目

 登り区間はアンディが先頭。

ペースを上げてくるのはわかっていたため、備える。

アンディはダンシングで一気に放しにかかる。

400wオーバーで死ぬかと思ったがなんとか食らいつく。

非常の信号で途中で止まってしまったが、頂上手前でお互いスプリントのし直し。

その後の緩やかな登いでは先行し、左のカーブで合流。

その後の再度の登り区間で再度アタック。

 

終了。

 

 

良い練習ができた。

 

アンディは練習にも気合を感じるし、自分も負けたくないライバルなので毎回緊張して練習に挑まなくてはいけない相手。

 

1人で練習しても全然踏めないが、こういうメンバーがいるのは本当に大切にしなくてはいけない。

 

自主練は結局自主の練習であり、自信のパフォーマンスは維持できても向上は出来ない。

向上には外的圧力が必要。